第9回奥羽越学生落語会、終演いたしました!
3月24日、第9回奥羽越学生落語会が東北大学片平キャンパスさくらホールの2階にて
開催されました!
当日の会場にはたくさんのお客様に足をお運びいただきました。
おいでになった皆様、誠にありがとうございます。
また、たくさんの心遣いをありがとうございました。
皆様のご援助はこの先の会の運営のために使わせていただきたいと思います。
新潟大からは、ゑちご亭逆夫、ゑちご亭家々の二人が演者として参加しました。
また、今回は東北大、東北学院大、新潟大の三大学の他に、見学として秋田大の落研から臨
笑亭酔犬さんもいらっしゃって、今まで三大学のみでのコミュニティだったものが、さらな
る広がりを見せ始めた会となりました。
今後は、同盟の中で交流を深めるだけでなく、外部からの刺激も受けながら、さらなる精進
を重ね、皆様に笑いを届けられるようにしていきたいと考えておりますので、何卒よろしく
お願いいたします。
それでは、今回の落語会の様子を高座写真とともにご紹介いたします。
まずは、此度の落語会の番組表・・・に似た何かの写真でございます。
・・・いや、番組表に相違ないのですが、モチベーションアップのためにと休憩時間を使っ
て描き始めた三大学の中でアーティスティックな才能を持つ部員が、お客様のお目につかな
いからと少々はりきり過ぎてしまったのです。
最初は、各根多のイメージの絵(青ペン部分)だけだったのですが、そこから徐々に、カル
ト的人気を誇る公称ク●アニメに出てくる女子高生だったり、漫画家のリヨ先生が描き出す人
類悪だったりが描き足されていき、ご覧のような感じになりました。
(この二つのコンテンツは、社会風刺をコミカルに描くことで有名ですので、おそらくこの
二つのような笑いのあふれる会になってほしい、という意図が込められていると考えること
ができると思われます。)
さて、気を取り直して、落語会でございます。
開口一番は、東北学院大学から、天川おり姫「勉強」
やさしい雰囲気で、会場が最初からあったかい空気に包みこまれます。
こまっしゃくれた子供とおとっつあんのかけあいにほのぼの。
お次は、新潟大よりゑちご亭家々(ほーむず)による「へっつい幽霊」
どこに行ってもまずは高座名の由来を話さないと気が収まらないようで。
はじめての奥羽越の舞台のためか若干表情が硬めだったような・・・。
続きまして、東北大学より好亭ボナパルト「千早ふる」
独特の語調から繰り出されるシニカルなくすぐりに会場は大盛り上がり‼‼‼
舞台裏でも、自大学のある面を指摘された東北大の部員が吹き出していましたね。
そして中トリは、東北学院大学から氷山亭清うち「湯屋番」
堂々とした語りでもって、仲入り前の会場の空気を笑いで埋め尽くします。
若旦那の妄想が精緻に描きだされ、貫禄あふれる一席でした。
仲入り明け一番は、我々新潟大からゑちご亭逆夫(ぎゃっぷ)「看板のピン」
元気溌剌、活き活きとした語り。
二度目の奥羽越の舞台ということもあってか堂々の高座でした。
次は、東北大学より走励家眼髏蘇(はしれや・めろす)「近日息子」
低温の渋い声による勢いある語りで会場もヒートアップしていました。
自身の言い間違いを鮮やかに笑いに変える頭の回転の速さに素直に脱帽。
トリは、東北学院大学から月の家くう馬「紙入れ」
奥羽越のトリということで前日からかなり緊張されていましたが、堂々とおかみさんに惑わ
される新吉を演じきっておられました。
以上のようにして第9回の奥羽越学生落語会は終演いたしました。
次の記念すべき10回目となる奥羽越学生落語会は、新潟を会場として8~9月の開催を予
定しております。
新しい運営委員会も発足し、更に続いていくこの落語会はお客様をはじめとする多くの方の
お力によって開催されております。
それ故、詳しい日程が決まりましたら、また告知いたしますので、その時はどうぞ会場まで
足をお運びください‼‼
(写真は東北大学落語研究部Twitter、東北学院大学落語研究会Twitterよりお借りしました。)
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