第22回フレッシュ&フレッシュ 無事終演!
こんにちは!6月15日に行われたフレッシュ&フレッシュの様子を紹介いたします。
またHP上には1年生の部員紹介もございますので、そちらもぜひご覧ください。
開口一番は、遊求亭ひのわ『転失気』。本人曰く天才らしいですが、その片鱗が早くも見えた高座だったと思います。
二番手は、ゑちご亭てへへ『元犬』。直前のネタ見せではとても緊張していましたが、本番では見事に化けました。
三番手は、ゑちご亭之乃好(このみ)『真田小僧』。直前まで緊張していましたが、高座の上では堂々と落語をやりきりました。個人的に一番好きな噺です。
一部のトリは、遊求亭巨だち『ちりとてちん』。本当に初高座か?と疑ってしまうほど洗練された高座でした。正直彼の後に落語をすることは避けたいです。
二部入りまして食いつきは、ゑちご亭秋桜『弥次郎』。江戸落語に適した声という武器を活かした完成度の高い落語でした。今回は短い話だったのでもうちょっと長い話を聞いてみたいところです。
二番手は、なにわ亭こ粋『皿屋敷』。出身が大阪ということで関西弁の怪談を披露してくれました。怪談と上方落語の資料は少ないので苦労していましたが、そのぶん素晴らしい落語が完成しました。
二部トリは、ゑちご亭一波(いっぱ)『夢の酒』。独特の艶のある声を活かした落語を披露してくれました。ちなみに彼女はまだ酒を飲んでいないそうです。(彼女は写真掲載NGということで、実際の高座は是非直接足をお運びになってご覧ください。)
三部食いつきは、ゑちご亭はゆ『狸賽』。舞台は賭場ですが、かわいい狸と彼女自身の初々しさで賭場特有の薄汚さが見事に相殺された落語でした。
二番手は、ゑちご亭ふろいと『猫の皿』。彼女自身の猫に対する熱い思いが反映された落語でした。猫関係の落語、是非制覇してほしいものです。
そして大トリは我が新大落研部長、ゑちご亭家々による『松竹梅』。さすが部長としかいいようのない素晴らしい高座でした。彼が1時間15分の大遅刻をしたことは黙っておくことにします。
当日は暴風雨にもかかわらず沢山のお客様にご来場いただきました。足下の悪いなかお越しいただき誠にありがとうございました。
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